クラシック用オーディオ

 クラシック用オーディオは難しい。それなりに葉脈的な振動が出ないと機械的な響きになってしまう。楽器自体が高価なものだから仕方ないけどオーディオもそれなりの音を出そうと思うとそれなりの価格になってしまう。でもそれなりの価格のものになると、それぞれに個性豊かな音の調べがある。Aura+Nautilus、Adyton+QUAD 21L、QUAD 34 + 606+Acoustik-lab Stella Harmony、Spendor SP-100、TANNOY Turnberry TWW etc. . .
 自分の経験ではそんなもんだけどオーディオの世界は多岐に渡る。安くて良いピュアオーディオを見つけるに一番良いと思うのは、今から十年前のステレオサウンドのWINTER号を手に入れて中古で発掘すること。ステレオサウンドは季刊なので一年で4号ずつ増える。冬号のC.O.T.Yを読んで高級オーディオの世界を知り、ベストバイを見て自分の価格帯を探索する。気になるモデルがあったら手当たり次第に検索してみると、いまだに現行だったりする。Meadowlark Audioなど。価格的には知名度のないメーカーとか大型で骨の折れる商品などはヤフーオークションでは定価の8割引が相場になる(2wayスピーカーなど小型商品は売り買いが楽なため比較的割高な傾向。とっかえひっかえが好きな人はアンプや比較的小型なスピーカーで遊んでると思う。ヤフオクに限ってはコストパフォーマンスは断然大型スピーカーの方がよいだろう)。オーディオ店は店によりけりだがたいてい簡易なメンテナンスはされている。
 スピーカーとか国産アンプはパソコンのようには壊れない。高級品なら20年は使える。CDプレイヤーでも10万クラスになればそうすぐには壊れない。僕のSONY CDP-XA5ESはもう15年になる。TEAC VRDS-25sも12年。でもTASCAMのCD-355は2年で一部のディスクを読み込まなくなった。でもパナソニックのMASH(数千円)はまだ使えたり。ミニコンの場合は購入から10年も経って動いてる方が珍しいと思う。その理由はパソコンでもそうだがひとつに電源の品質の問題が挙げられると思う。電源が安定しているほど精密機械は安定して長持ちする。

オーディオ メモ帳



CD3300


AMP3300


Vienna Acoustics S-1 : さすがウイーンのアコースティックというだけあって、生の味わい深さがある。現地ではHaydnという型番で呼ばれている。これほど甘美なものはなかなかない。まさに音楽への敬意から生まれたスピーカー。コンパクトで使い勝手もよい。指向性が広く、どこにいてもエッセンスが流れてくる。楽音は滑らかで、常に活き活きとしている。特に低域の表現が面白く、ゴムのように弾性がありつつもしっかりと描写される。HiFi志向のスピーカーに比べると解像度は高くないけれど、聴いていて至福。組み合わせるアンプはヨーロピアン系のシンプルな構造のものがいい。
Vienna Acoustics S-1


 CEC CD3300 + CEC AMP3300 + VIENNA ACOUSTICS S-1
 定価計24万円のバランス良くソノリティーが溢れるオーディオシステム。AMP3300は純A級シングルエンデッド・完全無帰還の回路構成。完全バランス回路構成。音は暗いめだが、一般的な廉価モデルの人工的な透明感や解像度と違い、オーソドックスな鳴り方をする。ウイーンアコースティックの鳴り心地は鏡面のAuraほど美音ではないだろうが、輸入代理店をやっているのでバランス良いだろう。小柄なサイズ&今風のデザインで家具の上とかに置いても威圧感ない。ただCD3300 & AMP3300は趣向は斬新だが初代モデルともあり、ノイズや音割れはあるようだ。じっくり聴くとピアノが割れているとのこと。気になるレベルではないと思うけど。
 Minor Maker
 新品で買うなら過去のマイナーな製品を探るのもいい。僕はApogeeのRibbon Monitor 1という掘り出し物を手に入れた。思った以上に知られてないからか、定価の2割で買えた。リボン型のツイーターは軍事産業に携わったエリート技術陣の開発で、耳をあててもノイズなく透明。高精細。それで且つa/d/s製ウーファーとのハイブリッド構成により、おおらかなアメリカンサウンド。音色は冷たいけどもっちり厚みがある。あとPATHOS(イタリア)のe-motionという、Nautilus805クラスのスピーカーが新品6.8万とか見つけた。たいていは買値は超越してる。




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