セントジョーンズワート

★★

聖書に出てくる薬草。セロトニンの分泌を促すので精神安定し快眠できる効能があるようだ。一時期巷で流行った。ほかには消炎作用、収れん作用、癒傷作用もある。副作用は特にないが、肌は弱くなるらしい。夏にこれを飲んで海にいくとただれるようだ。
ハーブには各々に効能がある。植物はその場所から移動できないから身体に抗体を作って外敵や紫外線に対抗しないといけない。植物は厳しい環境を生き抜いてきたためか数万種類のフィトケミカルがある。繊細な要素ほどすぐに崩壊したり揮発するので庭で育ててハーブティーにするのが最良か。サプリメントで服用してもまったく効果を感じなかった。ちなみに自分家や畑に植えたレモンバーム(シソ科)は雑草に負けず勝手に繁殖している。もはや5年以上。冬はベアリーベッチという獰猛な緑肥にも淘汰されずに越冬。若葉のうちがおいしい。葉をちぎってにおいを嗅ぐだけでもいい。もっというとハーブとかじゃなくて雑草でもいい。あの生命力が手に入る。イメージ検索して食えるものを探ってゆく。
ラヴェル『夜のガスパール』 :
ゾルタン・コチシュの流れるような演奏



BBS